相続・民事信託のお悩みに親切丁寧に対応いたします　横浜ランドマークタワーの相続専門司法書士事務所　｜無料相談受付中

遺産相続手続きを専門家にお願いする前に
今一度考えてもらいたいことがあります。

もしもこの度の相続について、
　�@相続人が一人か二人。
　�A預貯金などの口座の数が１つか２つ。
　�B平日昼間ある程度時間がある。
の全てを満たすようでしたら、
ご自身で手続きをすることも検討してみてはいかがでしょうか。

専門家に頼んだ方が確実ですが、当たり前ですが多かれ少なかれそれなりの報酬が発生
します。相続人間への争いがほぼないことが確実な場合でしたら、ご自身でチャレンジ
してみるのも１つの方法です。

安心確実な専門家（司法書士、弁護士、行政書士など）

とはいえ、おそらく全てが初めての手続きなので不安になることも多いかと思います。

司法書士、弁護士、行政書士などの専門家はプロとしてそんな不安を全て解消してくれる存在です。




専門家に頼むメリットは、
　　専門家が相続人の間に入ることで、遺産分割協議がスムーズにすすむ。
　　名寄せなど種々の方法により相続財産の確定をするので、漏れがほとんど
　　　　 ない。
　　戸籍などを調べた結果、認知や養子縁組など複雑な相続関係になった場合
　　　　 でもすぐに対応できる。
などが挙げられます。

では、専門家による違いはあるのでしょうか？

専門家による違いとは

インターネットで調べてみても、司法書士・弁護士・行政書士などがそれぞれ相続手続きをやっていて、「イマイチ違いが分からない」「そもそも司法書士と行政書士って何？」という方も多いかと思います。

そこで、専門家を選ぶ際のポイントを挙げてみました。

すでに争いがある、または争いになりそうなら「弁護士」へ

ときに相続は相続人間での争いのもとになります。
当人同士の話し合いで済めば問題ないですが、中には家庭裁判所への遺産分割調停などに発展する場合があります。家庭裁判所での家事審判の代理権は弁護士にのみ認められていますので、すでに相続人間で争いがあったり、今後争いになりそうなであるなら、弁護士を選びましょう。

戸籍収集と遺産分割協議書作成だけなら「行政書士」へ

ドラマの影響で弁護士についで知られているのが行政書士かもしれません。
ただし、弁護士・司法書士との違いは相続手続き業務として行えることについて法律で
認められていますが、行政書士にはこういった法律の規定がありません。
また、相続放棄の申立てなど家庭裁判所に提出する書類の作成はできません。
戸籍収集は職権で行うことができますので、戸籍収集と遺産分割協議書の作成だけを
お願いしたい場合には、行政書士を選びましょう。

相続財産の中に不動産もあるなら、「司法書士」へ

弁護士・行政書士に比べてあまり知名度はないかもしれないですが、実は一般的な相続手続きならば最も適していると言えます。
なぜなら、おそらく相続財産の中に不動産があるという場合は多いかと思われるからです。不動産があるということは、当然ながら登記申請が必要になります。
弁護士でも登記申請の代理は可能ですが、登記手続きには実務上特殊なところも多く、
実際は相続登記だけは司法書士にお願いしている弁護士も多かったりします。
また、司法書士には相続手続きの業務を行うことについて法律で認められていますので、不動産の相続登記も含めて一括してお願いしたい場合には司法書士を選びましょう。

司法書士事務所の選び方

相続手続きを司法書士に頼もうと思っても、これまたいろいろあるので迷ってしまう、となってしまいますよね。

そこで、独断ではありますが司法書士事務所を選ぶ際のポイントを
まとめてみましたので、参考にしてみてください。

�@まずは場所から

相続手続きの相談や依頼をするためには、何回か司法書士事務所に足を運ぶ必要があります。来所が困難なお客様には司法書士が出向くこともありますが、実費（交通費）もかかるので、やはり自宅や職場からそれほど離れていない事務所を選んだ方がいいでしょう。

�A手続きを行うのは誰か？

手続きを行うのは当然、資格者である司法書士なのですが、中には「手続き自体は事務スタッフに任せて、司法書士と話したのは数回だけ」なんて話も聞きます。
大事な相続財産のことですから、資格者である司法書士が手続きをし、その後の細かな
やり取りも司法書士自らが行うかどうかもポイントです。

�Bやっぱり大事な費用のこと

費用についてはそれぞれの事務所で見積もりをとってみてから決めることを強くお勧めします。そして、高い安いだけではなくその内容・明細も比較してみましょう。
中には相続手続きと相続登記を別々に見積もりを出している場合もあるので、慎重に
選びましょう。
着手金がある場合は、どれくらいなのかといった点もポイントです。

�C結果よりも経過

相続手続きは、単純に言えばどの司法書士事務所に頼んでも最終的に相続人に相続財産
を分配して完了する、という結果は同じです。
しかし、相続手続きで大事なのは「結果」ではなく「経過」なんです。

「こういう場合はこうなります」とか「法的にはこうです」といったようにシステマティックな紋切型の提案をなかば押しつけられてしまうと、後あと「こんなハズじゃなかった」となりかねません。

実際の相続の現場では、「亡くなられた方の想い」「亡くなった方への想い」「相続人同士の想い」など様々な想いがあふれています。いわば、心の精算です。

そういった心模様を上手くくみ取りつつ、数ある経験からいろいろなご提案をしつつ、
きちんと相続人それぞれの想いをじっくりゆっくり聞いて、まとめていけるような事務所を選びましょう。

�D最後は感覚で

�Cでも述べたように、相続手続きは「心の問題」が一番重要になります。

つまり同じ人間同士の相性など感覚的なことになるので、どの司法書士に相続手続きを任せるのか、ホームページや相談したときの印象など是非ご自身の感覚で選びましょう。